「ROSE LOTUS」展
SHINGO IGUCHI
TOKYO
「ROSE LOTUS」展
世界を破滅から救うために異次元から現れたZ級スーパーヒーローZちゃんが主人公の物語「Z CHAN」をテーマに、作者は40年間に渡り作品を作り続けています。
今回は同時に2箇所の会場を使用しての個展となります。
展示タイトル「ROSE LOTUS」は、ローズヘブンとロータスヘブンという次元の異なる二つの世界が繋がることを意味したものであり、超感覚的領域の認識、シュミレーション仮説の可能性、量子論的世界などを示唆するものです。
「Z CHAN」の物語から
Zちゃんや青ネズミ達が暮らすロータスヘブンに、ある日買い物の途中で道に迷った女の子が、謎の存在のカトウに導かれてやってきます。
ローズちゃんは、ローズヘブン(現実世界)で育った、お買い物が大好きな女の子です。
ローズちゃんは不思議なロータスヘブンがすっかり気に入り、Zちゃん達とも仲良くなって毎日を楽しく過ごしました。
そのうち、「見えない世界」からやってきたテディーベアのバンロッホも加わります。
気ままな毎日を過ごしていましたが、とうとうローズちゃんに両親が待つローズヘブンに戻らなければならない時が訪れます。
Zちゃん達との別れを悲しむローズちゃんに、花の古川さんがそっと耳元で囁きます。
「ローズちゃんが現実の世界に戻っても、ずっとこの世界のことを忘れないで想い続ければ、いつか二つの世界は繋がってまたみんなに会えるわ。」と…。
ROSE SIDE
神宮前のスペースでは、ローズちゃんやバンロッホを中心に、2024年制作の作品を展示。
LOTUS SIDE
お台場のスペースでは、インスタレーションを含めた新旧取り混ぜてのシンプルな構成。
※会場ではピンバッチやTシャツの販売もしています。